お客様との会話がうまくなる方法がないかな。いつもすぐに会話が終わってしまって、気まずいんだよな。
会話が続かないなら、雑談を取り入れるといいですよ。お客様との信頼関係も築けるし、ニーズも把握できるからとても重要です。
このような疑問を解決します。
✅本記事の内容
パーソナルトレーナーが身につけるべき、たった１つの会話術のお話
✅本記事の信頼性
僕は複数の施設でパーソナルトレーナーとして活動しています。
運動初心者から高齢者など、さまざまな方を対象にパーソナルトレーニングを行なっています。
パーソナルトレーニング中の会話をどうすればいいか知りたいですか。
パーソナルトレーナーで必須なのが、お客様との会話。お客様のニーズを聞いたり、メニューを説明したり、なくてはならない要素です。
そんな重要な会話ですが、うまく続かなくて困っている人も多いでしょうし、これからパーソナルトレーナーを目指す人なら知っておきたいポイントでしょう。
質問ばかりの会話ではお客様との関係もうまく作れず、楽しくないセッションになってしまいます。
そうなると、予約が続かなくなって売り上げも不安定になります。
そこでこの記事では、パーソナルトレーナーに必要なたった１つの会話術を解説します。
✅この記事を読んでわかること
お客様との会話がスムーズにできるようになり、予約が途切れなくなります。
売れっ子トレーナーになって、給料をどんどん上げていきましょう。
目次
パーソナルトレーナーが身につけるべき、たった１つの会話術
結論：雑談を積極的に取り入れる。
シンプルなことですがとても重要でして、あるのとないのとではクライアントとの関係性がかなり変わります。
詳しくいきましょう。
トレーニング指導の話だけではダメ
雑談も取り入れながら話をすると息苦しくないから。
「運動をなぜはじめたか？」や「目標は？」などのトレーニング指導の話だけだと、事務的で息苦しいもの。
雑談を取り入れると、クライアント自身が「運動を始めようと思った理由」や「目標」など、自然と話してくれることが多いです。
本人から自然に話すので、こちらが質問ぜめにしているわけでもなく、プレッシャーも感じずにすみます。しかもクライアント自身から話したことは本音であったりするので、ニーズを掴むヒントになります。
これだと圧迫感もないので、安心感もあり信頼しやすくなる。
もちろん初回だとカウンセリングになるので、どうしても質問が多くなりやすい。だからこそバランスを保ちながら、いかに心の距離を縮めるかも大切。
トレーニング指導中に雑談を取り入れた例
カウンセリング時に雑談を取り入れながらの例はこんな感じ。
トレーナー：「どうして運動を始めようと思ったのですか？」
クライアント：「最近太ってきて、好きな服が着れなくなってしまって。」
トレーナー：「それはショックですよね。特にお気に入りの服だと余計にショックですし。どれぐらい痩せたいとかイメージはありますか？」
クライアント：「5kgぐらいかな。少し腹筋も割れたら嬉しいかも。」
トレーナー：「5kg！かなり具体的でいいですね！目標は明確なほうが、がんばれますし。とっておきのメニューがあるので、一緒にがんばっていきましょう。」
これだと質問だけでないので、窮屈な事務的な感じはあまりないでしょう。
質問だけをして、クライアントの状況を確かめるのは大切ですが、それだと淡々とし過ぎてしんどい。
トレーナーと話しているのではなく、どこか心がないロボットと話しているような雰囲気すらあります。
これだと気持ちも盛り上がらずに信頼も持てないので、安心感もありません。
クライアントはトレーナーに任せるので、安心感は必須です。
パーソナルトレーナーの肯定は必要
話は肯定して、ポジティブにすると安心感があるから。
クライアントがネガテイブはわかりますが、トレーナーがネガテイブだと不信感しかありません。
例えばこのとおり。
クライアント：「トレーニング初めてで、続けれられるか心配。」
トレーナー：全然大丈夫です！初心者でも取り組みやすいメニューなので、誰でもカンタンにできますよ！」
このようにポジティブに言ってもらえると、初心者でも安心できるはず。
「初心者でも取り組めるメニューだったら、自分でもできそうだな」と思えますよね。
クライアントはほとんどが運動初心者なので、トレーニングに対するモチベーションは折れやすい。
なので、ポジティブでないといけないのです。
逆に否定してしまうと、心が折れるので要注意。
否定されるとトレーニング・ダイエットをやめたくなる
「やっぱり、初心者の自分じゃダメだな。」と思ってしまうから。
具体的にはこんな感じ。
クライアント：「トレーニングしたことない初心者だけど、続けられるかな。自分には難しそうな気がしてきた。」
トレーナー：「そんなことでは、いつまで経ってもカラダは変えられませんよ。がんばって続けないと変われませんから。」
言ってることは正しいですが、そんなこと本人が１番わかっています。でも、自分だけではできないから、パーソナルトレーナーに頼るのです。
せっかく勇気を振り絞って、パーソナルトレーニングに申し込みしているのに、否定されたら心が折れるのは当然。
なので、否定はせず、肯定的にポジティブにしてあげる必要アリ。
パーソナルトレーナーはクライアントの心が折れないようにするのも、役割の１つです。
とはいえ、パーソナルトレーナーだけど口下手で悩んでいる方も多いはず。
そんな人はまず、雑談の仕方について学ぶのが近道です。
パーソナルトレーナーに活かせる会話のスキルを学ぼう
雑談のやり方を学んで、１つ２つ取り入れるのがカンタンです。
僕が参考にした雑談の本はこちら
この本は色々なシュチェーション別での会話例があるので、使用するタイミングがイメージしやすいです。
特に僕が参考になったのは、雑談の始め方。話のベクトルを自分ではなく相手に向け、相手が主役にするというもの。相手を主役にすることで、自然と会話のキャッチボールができますし、色々な情報を得られるかもしれません。
会話をすぐに大きく変えるのは、正直不可能。
会話ではテンポよく返すのも大切なので、いちいち考えながらだと返って不自然だから。
であれば、こういった本で雑談など会話の仕方を学び少しずつでも取り入れるのが１番いい方法。
クライアントと無理なく会話をして、信頼関係を構築しましょう。
他にもパーソナルトレーナーの勉強に役立つ本を【安心】パーソナルトレーナーの勉強に役立つ本6選【知識0からでもOK】の記事でまとめています。
売れているパーソナルトレーナーから知識を学べる方法もある
パーソナルトレーナー養成スクールに通うことです。
現役で活躍しているパーソナルトレーナーが講師を務めるので、実戦で使える会話術を身につけられる。
クライアントを獲得する会話や雑談の会話では少し変わりますが、このようなシチュエーション別でどうしているかも聞くことができるので、スクールに通う価値は十分にある。
パーソナルトレーナースクールについて詳しくは、【無料あり】おすすめのパーソナルトレーナースクール【未経験でも資格取得できる】で解説しています。
独学でスキルを身につける方法もある
資格取得を含めた基礎知識を学びつつ、雑談も学ぶようにしていれば、独学でも十分なスキルを身につけることが可能。
費用も安く抑えられますし、学ぶペースもあなたがコントロールできるので、転職しようと考えている忙しい社会人でも問題なし。
実際に僕も独学で資格を取得したり、本を読んで知識をアップしています。
なので必ずしも専門学校に行く必要はありません。
独学について詳しくは、【保証する】パーソナルトレーナーの資格は独学でも取得できる。【未経験の僕でも取れた】で解説しています。
パーソナルトレーナーが身につけるべき、たった１つの会話術：まとめ
再度まとめると、トレーニング指導中の会話には雑談を取り入れることが大切です。
そうすることで、クライアントの緊張もほぐれますし、貴重な情報も引き出しやすくなります。
詳しい会話の方法も本で学ぶことができますし、スクールに通ってプロから学ぶことも可能。
1番やりやすい方法を選択して、会話のスキルをあげていきましょう。
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